2024年2月17日
ALT(日本在住の英語の先生)を対象とした酒蔵・産業体験1日ツアーを実施しました
2/17、国税庁からの委託を受け、ALT(日本在住の英語の先生)を対象とした酒蔵・産業体験1日ツアーを実施しました。
本事業は、国税庁主導で、各県の1地域でALT向けに実施しているものとのことですが、今回群馬県では利根沼田地域が対象地域として選ばれたそうです。
今回は、アメリカ、カナダ等から群馬県に赴任している14名のALT向けに、大利根酒造様、奥利根ワイナリー様、吉田だるま店様を巡る行程での実施となりました。
大利根酒造様では、お米の蒸しあがり、麹の引き込みを見学させていただき、その後日本酒に関するベーシックなご説明を阿部社長からいただいた後、テイスティングとお燗付け体験をさせていただきました。日本酒は飲んだことはあるがあまり詳しくはないという参加者がほとんどの中、燗酒やおりがらみ生酒を飲んで、こんな味わい初めて!と興奮する参加者の姿も見られました。
奥利根ワイナリー様では、赤・白ワインとのペアリングランチの後、ワイナリー見学をさせていただきました。ワイン産地の出身という参加者もおり、自国との気候や味わいの違いについて興味津々のようでした。
最後の吉田だるま店様では、だるまの絵付け体験を行いました。お手本を見ながら慎重に描き進める人もいればオリジナリティあふれる顔を書き込む参加者もいて、童心にかえったようにはしゃぐ様子が見られました。私も、初めて絵付け体験させていただきワクワクしました。
日本に何年も住んでいても、知らないことがたくさんあったということが分かった、日本酒の世界の奥深さに驚き、もっと知りたいと思ったなど、ポジティブな感想を多数いただき、私(宮内)もガイド冥利に尽きると感じています。より多くの方に日本の伝統文化をお伝えできるよう、努めてまいります。